| <尾島クリニックの漢方療法> |
| 尾島クリニックでは、積極的に漢方治療を取り入れています。月経や更年期障害に伴っておきやすい、冷えや精神不安、肩こりなどの女性特有の諸症状には、体全体のバランスを整える漢方療法が適しています。 |
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| <漢方療法のあれこれ> |
○ 自ら病気を治す力を高めます
人には、本来持っている病気と闘って治す力(自然治癒力)があります。漢方薬は、その力を高めて体を整えることを基本としています。
そしてもう一つ、体が正常に機能するには、心と体を構成する3つの要素(気・血・水)が、バランスよく正常な状態に戻ることが大切になってきます。
漢方では「心身一如」という言葉があるように、精神と身体は切り離せない一体のものであると考えます。ストレスなどが問題になるはるか昔から、心が身体に及ぼす影響についても重視してきました。精神的な病気でも身体的な病気でもないような現代人の陥りやすい不調は漢方の得意とするところです。 |
○「気・血・水」ってなに?
心と体を構成する要素で生命活動のもとと考えられ、この「気・血・水」の変調が病気をもたらします。バランスを取ることが健康への第一歩です。 |
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○ 患者さまの証(症状や体質)を見定めます
漢方は、一人ひとりに合わせた処方選択が大切です。そのためには、患者さまの「証」を見定めないといけ
ません。診察にはじっくり時間をかけて、体の変調や体力の状態、病気の種類などを詳しく調べていきます。
○「証」ってなに?
「証」とは漢方独自の言葉です。体力や病気に対する抵抗力を表したもので、「虚証」と「実証」の2タイプ
に分かれます。「証」は、年齢や性別、体格、病気の状態など個人差が大きく反映され、同じ病名でも違った漢方薬が処方される場合もあります。 |
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| <女性特有のあらゆる症状に> |
| 女性の体は、月経周期によって大きく変化します。ホルモンバランスの乱れや、閉経後の女性ホルモンの分泌が減ることで、冷えや頭痛などの身体的症状が表れます。また、職場や家庭でのストレスでイライラするなどの精神的にも悩まされます。 |
○ 妊娠中、出産後の諸症状に
胎児や赤ちゃんへの影響が少なくて、安心。妊娠中のカゼにも用いています。  |
○ 月経異常
月経前症候群(月経前にさまざまな不快な症状がある)、月経困難症(主にいわゆる生理痛)など、心や体にまで現れる不快な症状にも。  |
○ 更年期の症状に
ホルモンバランスの乱れにより、中高年に多く現れる症状。心身のバランスを整える漢方薬が効果的。  |
○ 冷え
多くの女性が悩んでいると言われている「冷え」は、漢方医学で「冷えは万病のもと」と言われています。
月経痛や肩こり、頭痛などの原因が冷えにあることもあります。早めの改善をしましょう。  |
○ 肥満
食事療法や運動療法と一緒にすると効果が高まります。肥満解消で、他の病気の発症リスクを抑えよう。  |
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<漢方の歴史>
漢方薬は、日本の風土や人々の体質に合うように、日本独自で発展した東洋医学のひとつです。東洋医学は、アラビア以東のものを指し、アラビアの「ユナーニ医学」、インドの「アーユルヴェーダ医学」、南インドの「シッダ医学」、インドネシアの「ジャムゥ」「チベット医学」、中国の「中医学」、「モンゴル医学」、韓国の「韓(東)医学」を含みます。その中で、中国の二千数百年にわたる伝統医学を背景に生まれたのが、中医学と韓(東)医学、日本漢方です。
日本の東洋医学(漢方)は、二千年前に中国で生まれたものが、約六百年前に伝えられ、鎖国後には日本独自で発達し、明治時代まで日本の医学の主役をつとめていました。ところが、明治時代以降から西洋医学が重視され始め、東洋医学は衰退していくことになりました。現在では、生活習慣病などが重視されるようになり、自然の力をかりた東洋医学(漢方)が見直され、注目され始めています。
古代中国を源流とする東洋医学(漢方)は、二千年に及ぶ長い治病の歴史があり、今もなお臨床が繰り返され、安全性が確かめられた医療といえます。また、自覚症状や身体に触れてわかる情報をみたり、聞いたりして主観的に病気を探し出します。つまり、個人差を重視する医療ともいえます。
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